筋膜リリースとは

日本で表現される「筋膜」とは、英語で「Fascia」と呼ばれるものです。
「Fascia」を日本語で「筋膜」と訳されたため、筋肉のまわりについている一枚の膜のようなイメージがついてしまいましたが、「結合組織」のことです。 「結合組織」は、毛糸の繊維のように伸縮が可能で弾力性があり、水々しい組織です。
皮下の筋肉だけでなく、腱、骨、内臓、脳に至るまでと全身をくまなく張り巡らせ、血管や神経までの体内組織を保護し、人の形を形成しています。よって “第2の骨格”と呼ばれています。
メディセルケアで主にアプローチできる浅筋膜、深筋膜、筋外膜、筋周膜は、結合組織の一部となります。

メディセルケアは、皮膚を直接吸引することにより、結合組織のゲル化や高密度化等の間質液（リンパ液等）の循環不良を、頭から足の先まで、様々なヘッドと専用機器を用い、優しく素早く安全にリリース（解放）する「結合組織循環療法」又は「膜循環療法」です。 日本語で「Fascia」＝「筋膜」訳されるため、国内では筋膜リリースとしています。

筋膜は柔軟性に富む存在であるため、一定時間動かないままで同じ姿勢を保ったり、運動が不足していたりすることで「筋膜の癒着」という状態になることが分かってきました。一方で、過度な運動においても癒着することもあり、非常にデリケートな存在なのです。

癒着した結果、本来はスムーズに流れるはずの老廃物やリンパ液や血流なども妨げられてしまい、それが身体の不調となり痛みを引き起こすのです。原因不明の肩こり、腰痛、膝痛、頭痛や、急激な肉離れ、打撲、捻挫、足底筋膜炎、またむくみ、冷え性まで、筋膜の癒着が関わっている症状が多数、想定されるのです。

したがって、その筋膜の癒着を取り除くと、スムーズな身体の動きが可能となり、痛みが取れて楽になり、かつ美しい姿勢も可能になるのです。この施術を一般的に「筋膜リリース」と呼び、指圧、ローラー、治療器具など様々な方法がありますが、メディセルの実現する「皮膚吸引」という方法が画期的な解決方法です。